ゴールドの急騰を取るために重要な視点

急騰を取れる人と取れない人の差は、上がってからの判断ではありません。

上がる前にどこで待つかを決められているかどうかです。そして、難しい相場が続いたあとでも、待つ場所さえ適切に把握できていれば大きく値幅を取ることは十分可能です。

この記事では私が具体的にどのようにチャートを見て、何を待っているのかを実際のチャートを使って解説していきます。

まずは4時間足で、今どんな相場かを確認する

まずは4時間足の値動きです。

4時間足チャート
4時間足。緑の抵抗帯を上抜けたところ、紫の下落トレンドライン、赤丸の戻り高値、黄色丸で切り上がる安値の順に見ていく。

このようなチャートを見て、少なくとも以下の点について理解をしておきたいです。

①直近の意識されてた緑色の抵抗帯を越えることができたこと

②そこから上にはしばらく抵抗帯がなく、価格が上昇しやすい状況にあること

③紫の下落トレンドラインの通り、短期移動平均線に押さえつけられて価格推移していたところから、直近の戻り高値(赤丸の地点)を超えることができ、4時間足において上昇トレンドになっていること。

④中長期においても、黄色丸の通り安値を徐々に切り上げてきていることから上昇圧力がかかっている状況にあること。

いぬ
戻り高値を超えたかどうかは、上位足の向きを決めるいちばん分かりやすい基準です。ここを見ないまま入ると、方向を毎回その場の勘で決めることになります。

こうした局面から、今週は基本的には「押し目買い一択」でポジション取りをしていく方が値幅を取りやすく、大きく稼げるチャンスがあるような状況でした。

上値に抵抗帯がない状態のチャート
抜けた抵抗帯より上には目立った節目がなく、戻りを待って買う形に選択肢が絞られている。

そのような環境認識であったため、抵抗帯を抜けてからも、さらに大きく価格を伸ばしていました。

抵抗帯を抜けたあとの上昇
抵抗帯を抜けたあとの伸び。それまで価格を押さえつけていた短期移動平均線の上に乗ったまま推移している。
このように上位足で明確な上昇トレンドが形成されていることを確認できているのであれば、あとはエントリーする位置を見つけ出すのはそこまで難しくありません。

エントリーを狙う位置を絞り込む

具体的に、エントリーを狙えるのはやはり緑色の抵抗帯。

エントリーを狙う緑色の抵抗帯
狙うのは緑の抵抗帯。一度上抜けたラインまで価格が戻ってくるのを待つ形になる。

今回の値動きに関して言えば、以下の根拠からその抵抗帯が大きなエントリーチャンスになりそうだと考えられます。

①直近の高値であるため、多くの市場参加者が注目している価格帯であること。

②その抵抗帯の位置に、短期の移動平均線も下から上げてきており、移動平均線で反発する形で上昇する可能性があること

このような抵抗帯と移動平均線を組み合わせたエントリーの考え方は非常に強力であり、この2つの根拠だけでも十分にエントリーを狙える位置であると考えていました。

いぬ
この2つの組み合わせは、自分もめちゃめちゃよく使うエントリーの考え方なので覚えておきましょう。

ここまで分析ができれば、あとはこの抵抗帯まで価格を落としてきたタイミングで、1分足のプライスアクションを見てエントリータイミングを調整していくだけです。

抵抗帯まで価格が落ちてきた場面
抵抗帯まで価格が落ちてきた場面。ここから先は1分足の値動きを見てタイミングを合わせにいく。

抵抗帯まで引きつけたあとの値動き

そして、抵抗帯まで価格を落としてからは、価格は大きく上昇していきました。

また、この抵抗帯の下限というのは、フィボナッチの38%に該当する位置帯でもあるので、上昇トレンドの押し目としても非常に丁度いいサイズの調整になっていました。
抵抗帯の下限とフィボナッチ38%が重なるチャート
抵抗帯の下限とフィボナッチ38%が重なっている位置。押し目の深さとしても収まりがいい。

その後はしばらくレンジを形成したものの、4時間の25EMAを割ることなく、最終的にはレンジ内でショートをしていたトレーダーの損切りを巻き込みながら急騰してきました。

いぬ
レンジで溜まったショートの損切りは、そのまま上への燃料になります。動かない時間が長いほど、抜けたあとの初速は出やすいと思っておくといいです。

このように環境認識をきちんとした上で、そして上位足の方向感を持った上でトレードをすることで、大きく値幅を取っていくことができます。

レンジを抜けて急騰した値動き
抵抗帯からの反発後、レンジを挟みながらも25EMAを割らずに急騰していった流れ。

実際に自分もこのような考え方でポジション取りをすることができました。

また、レンジの際中で増し玉もキレイに行うことができました。

実際のポジション状況
実際のポジション。レンジの最中に足した分も含めて、そのまま上昇についていけている。

今回の相場で分かれ目になったところ

今回の要点

  • 今回のように、上位足で方向感が出ている相場は、抵抗帯の位置さえ認識できれば大きく値幅を取れるチャンスになります。
  • ただ、実際に利益を伸ばせるかどうかは、抵抗帯まで引きつけたあとに、1分足のプライスアクションを見てエントリー判断をできるかどうかで大きく変わります。今回はそこさえできていれば大きな利益を取れたはずです。

「どこで狙うかは分かっても、実際にどのタイミングで入ればいいのかが曖昧」という方は、以下のプライスアクションの判断基準をまとめた記事を読んでみてください。

実戦で使える形で判断基準を整理したい方にはかなり役立つはずです。

抵抗帯まで引きつけたあと、どの形が出たら入るのか。
その判断基準を実戦で使える形でまとめています。

プライスアクションの判断基準を読む

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