
他人のトレードを見て「なんでそんな伸びる初動でポジション取りできるんだ」と思うことありますよね。
自分も初心者のときは思っていましたけど、意外と見るべきコツさえ押さえてしまえば複雑なことはやっていないことに気付きます。
そして理解すべき点をきちんと押さえることで再現性を持たせることも十分可能になります。
まず第一に押さえるべきところは、上位足の環境認識をするということ。
日足で1日の方向性を先に決めておく
こちらの日足チャートを見てください。

移動平均線が下から上昇しており、そこに触れてからは反発して上昇し出している状況です。
トレンドとしては明確に上になっており、調整から反発しているので、この時点で、次足は陽線を確定しそうだなと予め予測をしておきます。
日足が陽線を形成するということは、その日1日は短期的に下げる局面があったとしても最終的上昇する可能性が高い。つまり、
- ロングをすることで勝てる可能性がある
- 値幅を取れる可能性がある
ということに直結します。
従って、日足の動きを予め予想しておくことで、その日をどのような目線を持ってトレードをすればいいのか、ざっくりとした方向性を持つことができます。
4時間足で抵抗がサポートに変わった瞬間を見る
続いて確認するのは4時間足。下の図を見てください。
トレンドとしては下ですが、先ほどの日足チャートと照らし合わせて値動きを見ると、日足移動平均線に触れてからは勢いよく上昇している状況になります。
そして青色の短期移動平均線を超えることができている点が大きなポイントです。
本来移動平均線はマーケットから意識されやすく、抵抗として機能することが多いインジケーターです。
ですが、今回はそれを超えていることから抵抗ではなくサポートとして機能する可能性があり(移動平均線のサポレジ転換)、更にそれを背にする形で下ヒゲを連続して形成しており、ローソク足理論的にもここから上昇していく可能性があると判断できる状況になっています。

サポレジ転換って言葉、初心者のうちは「で?」ってなりますよね。要は抵抗として跳ね返してたラインが、今度は支える側に回った、それだけの話です
ここまでで上位足の環境認識をまとめると、
上位足の環境認識
- 日足短期移動平均線が機能して上昇している
- 4時間移動平均線も超えて、サポートとして機能しそう(少なくとも抵抗としては機能する可能性は低い)
- 4時間ローソク足では下ヒゲを連続して上昇期待がある
このようにロングをする価値がありそうな状況になっています。
従って、下位足を確認しながら適切なタイミングでポジション取りをすることができれば上位足の流れに沿って上昇した際に大きく値幅を取ることができるチャンスとなっていきます。
1時間足でポジションを取る位置を絞る
1時間足に見るべき時間軸を落とし、エントリーするタイミングを探っていきます。
下の図を見てください。

1時間では上昇トレンドを形成しており、移動平均線を背にしながら安値を背にできている状況なので、ここから逆行する可能性は少なそうですね。
ただ無暗にポジション取りをしても負けるだけです。そこから更に逆行する可能性が低い位置でポジション取りをするには「抵抗帯」を活用する必要があります。
抵抗帯は多くのトレードが意識をする注文が集中する価格帯です。
従って、今回であれば現在価格よりも下にある抵抗帯付近まで調整の下落があるのであれば、そこで「上昇トレンドに乗り遅れたくない」と思うトレーダーの買いが集まり、反発する可能性が十分想定されます。

「乗り遅れたくない」って気持ち、めっちゃ分かります。その気持ちが一番集まる場所が抵抗帯なので、そこを先に知っておけると景色が変わりますよね
今回であれば青い四角のとおりに抵抗帯を作画できるので、ここまで下げてきてからポジション取りをすることによって、勝率高くポジション取りをすることができます。
15分足で入る瞬間を見極める
そして最後は15分足、1分足に落とし込んで、1時間の抵抗帯のところまで価格を落としてきたことを確認してからプライスアクションを見極めて、エントリーを行います。
実際には抵抗帯に触れる直前までは15分足で大陰線となっており、ロングを仕掛けるにしてもこのような急落している落ちるナイフを掴むことは厳禁です。
しかし、落ち切ったナイフは勇気を持って拾うべきです。

「落ちるナイフは掴むな」って相場の格言、めちゃくちゃ有名ですよね。ただこれ、落ちてる最中の話であって、落ち切った後は勇気を持って買わないと取り逃すことになります
今回は15分足に形成しているので分かりづらいですが、抵抗帯に触れたときに下ヒゲの長い陰線を形成しており、ここでショート勢が優勢だった(急落してきた)状況から一転してロング優勢に切り替わる瞬間がありました。

そのため、一旦下落をしたものの抵抗帯の上限付近で急激に巻き戻しがおこり、次足では陽線へと転換し、そのまま上昇していくこととなりました。
その過程で、そうした落ち切った値動き(具体的に「落ち切った」とはどう判断するの?と思う方はこちら)を把握してポジション取りおよび損切りラインを設定してエントリーをすることで、損失を最小限にしながらも伸びたときに一撃で大きな利益を確保するトレードをすることができます。
今回の流れを整理すると
このように、
損小利大を再現するために必要なこと
- 上位足の流れを把握し、その方向にエントリーをする
- そして下位足で絶妙な位置および適切な損切り幅のポジション取りをする
という思考を持って取引をすることによって損小利大のトレードを再現性高く行うことができます。
これはトレードで稼いでいくために非常に重要な考え方なので是非覚えておきましょう。
「落ち切った」をどう判断するのか、その見極め方はこちらにまとめています。
プライスアクションの見極め方を読む私の取引環境
私が使っている口座の特徴について
上位足で方向を見て、下位足でエントリーを狙う。こうしたトレードで私が使っているXSについて紹介しています。
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