9月からXSで賞金総額1,000万円のトレード大会が開始。3万円から参加できる3つの部門を整理してみた。

XSで、賞金総額1,000万円のトレード大会が始まります。エントリー期間は9月7日から、大会そのものは9月14日スタートです。

この手の大会って、正直「資金を大きく張れる人が勝つやつでしょ」と思って見送っている人が多いと思います。自分も長いことそう思っていました。上位の賞金だけ見て、自分には関係ない世界だなと。

ただ今回の要項をひととおり読み込んでみると、少し印象が変わります。部門が3つに分かれていて、そのうちのひとつは入金額が少ないほど有利になる構造になっています。参加費はなく、必要なのは大会用の口座に3万円を入れることだけ。

この記事では、要項を全部読んだうえで、3つの部門がそれぞれどういう性格を持っていて、自分ならどこを狙うのかを整理していきます。

まずは大会の全体像から

細かい規約に入る前に、日程と条件だけ先に押さえておきます。

大会の基本情報(すべて日本時間)

  • エントリー期間:9月7日(月) 06:00 〜 9月19日(土) 05:59
  • 大会期間:9月14日(月) 06:00 〜 9月26日(土) 05:59
  • 参加資格:9月19日 05:59までにXSアカウントの認証(KYC)が完了していること
  • 最低入金額:30,000円(大会期間中の追加入金は可)
  • 使う口座:エントリーすると自動で発行される大会専用のMT5スタンダード口座
  • 取引できる銘柄:FXメジャー通貨、XAUUSD(ゴールド)、BTCUSD
  • レバレッジ:最大2000倍
  • 賞金を受け取る条件:累計2ロット以上かつ10回以上の取引
  • 入賞枠:3部門×各15名=45名(VIP枠を含めると60名)

ここで先に強調しておきたいのが日程です。エントリー期間が9月19日まで、つまり大会が始まったあとでも参加できます。スタートに間に合わなかったから今回は見送り、という判断をしなくていいということですね。もちろん出遅れるぶん不利にはなりますが、部門によっては後半だけの参戦でも十分戦えます。

もうひとつ。参加資格が「9月19日までに認証済み」となっている点も見落としやすいところです。口座を開設した時点ではなく、本人確認が通った時点が基準になります。書類の審査には時間がかかることもあるので、これから口座を作る人は締切ぎりぎりに動くと間に合わない可能性があります。

いぬ

締切から逆算して動くのが安全です。19日が締切だから18日に申し込めばいい、という考え方だと審査待ちで参加できない可能性もあります。

参加までの流れ

手順自体はシンプルで、4ステップです。

1. XSのアカウントを用意する
すでに口座を持っている人はログインするだけ。持っていない人は口座開設と本人確認(KYC)を済ませます。

2. コンテストにエントリーする
XSポータルの「コンテスト」から今回の大会を選んで参加ボタンを押します。登録が終わると、大会専用口座のログイン情報がメールで届きます。普段使っている口座で戦うわけではない、というのがここでのポイントです。

3. 大会用口座に入金する
最低3万円。追加入金はいつでも可能ですが、この追加入金が部門によっては不利に働きます。理由は次の章で説明します。

4. 取引を始める
大会が始まったら専用口座で取引するだけ。ランキングは30分間隔で更新されます。

あと、地味ですが口座のニックネーム設定は済ませておいたほうがいいです。設定しないとリーダーボード上で自分がどこにいるのか分かりません。口座詳細から対象の口座番号を選んで、ニックネームの横の編集ボタンから変更できます。

3つの部門は、まったく別の競技

ここが今回の記事のいちばん伝えたい部分です。同じ大会という名前がついていますが、3部門は求められるものが完全に違います。自分がどれに向いているかを決めずに突っ込むと、たぶんどの部門でも中途半端になります。

まず、部門ごとの賞金額を見てもらったほうが早いと思います。

順位 ROI
純利益率
PNL
絶対利益額
ロット数
1位 300,000円 450,000円 450,000円
2位 280,000円 400,000円 400,000円
3位 250,000円 380,000円 380,000円
4位 200,000円 325,000円 325,000円
5位 150,000円 300,000円 300,000円
6位 140,000円 200,000円 200,000円
7位 130,000円 180,000円 180,000円
8位 120,000円 150,000円 150,000円
9位 110,000円 125,000円 125,000円
10位 100,000円 100,000円 100,000円
11位 80,000円 80,000円 80,000円
12位 50,000円 60,000円 60,000円
13位 30,000円 50,000円 50,000円
14位 25,000円 40,000円 40,000円
15位 20,000円 30,000円 30,000円

注目してほしいのは、15位まで賞金が出るという点です。10位でも10万円、最下位の15位でも2〜3万円。3部門合わせて45名が対象になるので、トップを取れる人だけの企画ではありません。

そしてROI部門だけ、金額が明らかに低く設定されています。1位でも30万円で、PNLやロット数の45万円と比べると15万円の差があります。

ここに今回の大会の設計が出ていて、要するにROIは少ない資金でも上位に届いてしまう部門だから、そのぶん賞金が抑えられているわけです。裏を返せば、投下する資金に対する見返りはROIが圧倒的に大きいということですね。

さらにVIPプログラムの対象者には、通常のランキングとは別枠が用意されています。

VIP順位 ROI PNL ロット数
1位 150,000円 200,000円 200,000円
2位 140,000円 185,000円 185,000円
3位 125,000円 165,000円 165,000円
4位 110,000円 150,000円 150,000円
5位 100,000円 125,000円 125,000円

こちらはVIP会員の中だけで競う専用ランキングです。総合の上位15名に届かなかった場合でも、VIP内で5位以内に入れば賞金の対象になります。通常枠45名とあわせて、全体で60名が受賞する計算ですね。

賞金は大会終了後、7営業日以内を目安にメールで通知され、XSウォレットに付与されます。現金報酬なので使い道の制限はありません。

ROI(純利益率)部門 : 資金が少ないほど有利

計算式はこうです。

(現在の資産額 − 総入金額)÷ 総入金額 × 100

公式の例では、5万円入金して50万円になった場合が900%と説明されています。ここで気づいてほしいのが、分母が「総入金額」になっていることです。

つまり同じ利益額でも、入金が少ないほど数字は大きく出ます。10万円入れて10万円増やせば100%ですが、3万円入れて10万円増やせば333%。この部門に関しては、最低入金額の3万円ちょうどで挑むのが構造上いちばん有利です。

逆に言うと、この部門を狙うなら追加入金は自分の首を絞めます。負けが込んで資金を足したくなる場面が来ると思いますが、足した瞬間に分母が膨らんでそれまでの数字が薄まります。ROI部門は「絶対に追加入金しない」がセットの戦い方だと考えたほうがいいです。

賞金は1位が30万円。3部門のなかでは最も低い設定ですが、必要な原資は3万円なので、投下資金に対するリターンでは圧倒的にここが一番大きくなります。

いぬ

3万円で1位を取れば30万円。原資に対して10倍です。この構造を理解しているかどうかで、参加する部門の選び方が変わります。

PNL(絶対利益額)部門 : 純粋な資金力勝負

こちらは単純に「増やした金額」で競います。現在の純資産から総入金額を引いた額です。

率ではなく額なので、当然ながら大きな資金を入れてロットを張れる人が有利になります。3万円で戦う人と100万円で戦う人が同じ土俵に乗ったら、勝負にならないですよね。賞金は1位45万円と大きいですが、ここは資金に余裕がある人の部門だと割り切ったほうがいいと思います。

取引ロット数部門 : 損益は一切関係ない

3つのなかで性格がいちばん特殊なのがここです。集計されるのは2分以上保有して決済したロットの合計数だけで、勝ったか負けたかはランキングに影響しません。

そして規約上、同一口座内での両建ては認められています(口座を跨いだ両建ては禁止で、発覚すると資格剥奪です)。ここまで読むと「両建てでノーリスクにロットを積めばいいのでは」と思うかもしれません。理屈のうえでは成立します。

ただ、コストの計算をすると話が変わります。仮にドル円のスプレッドを1.5pipsとすると、1ロット(10万通貨)の往復で約1,500円のコストがかかります。※スプレッドは口座タイプと時間帯で変動するため、実際の数値は要確認。

上位に入るのに300ロットが必要だとすれば、それだけで45万円が飛びます。1位の賞金と同じかそれ以上をコストで払うことになるわけです。

なので現実的には、この部門は狙って取りにいく場所ではありません。普段からロットを回している人が「ついでに」上位に入る部門という理解が正確だと思います。取引量が少ないタイプの人が無理に参戦しても、賞金より手数料のほうが大きくなります。

いぬ

ロット部門だけは、参加する前にコストの試算をしておいたほうがいいです。数字を出さずに突っ込むと、入賞しても収支がマイナスということが普通に起こります。

結局、どの部門を狙うべきか

ここまでの整理を踏まえると、判断軸はシンプルです。

使える資金が数万円なら、ROI一択です。3万円ぴったりを入れて、追加入金をせず、率で殴りにいく。分母が小さいことがそのまま武器になる唯一の部門なので、少額の人にとってはここ以外に勝ち目がありません。

まとまった資金を動かせるならPNL。ただしこの場合、大会のためにわざわざ資金を移動させる価値があるかは冷静に考えたほうがいいです。理由は次章に書きます。

ロット部門は、日頃の取引量が多い人の副産物。狙いにいく部門ではありません。

そして全部門に共通することとして、賞金の権利条件(累計2ロット以上・10回以上)自体はかなり緩いです。参加するデメリットは特にないので、まず参加してみるのがいいと思います

参加する前に知っておくべき制約

以下は参加に際しての注意点になります。

大会が終わるまで資金を引き出せない

規約に明記されていますが、エントリー後、大会終了時刻(9月26日(土) 05:59)までに大会口座から出金したり、口座間で資金を移動すると、その時点で失格になります。

つまり入れた3万円は、およそ3週間ロックされると考えてください。相場が荒れて「一旦資金を引き上げたい」と思っても、それをやった瞬間に権利が消えます。生活資金や、他の口座で使う予定のあるお金を入れるのは避けたほうがいいです。

大会用口座は終了後にアーカイブされる

大会が終わると専用口座はアーカイブされ、その口座での取引はできなくなります。従って、大会終了後は資金をウォレットに引き出しておく必要があります。

その他、失格になる条件

ひとり1口座までで、複数口座やメールアドレスの使い分けは失格です。参加者同士での二重取引も禁止。一方で、裁量とEA(自動売買)はどちらも認められています。

また、ROIとPNLの2部門については最終結果がプラスの人だけが賞金の対象です。マイナスで終わった場合、ランキングの順位に関係なく対象外になります。

XSというブローカーについて

今回はじめてXSを知った人向けに、簡単に触れておきます。

XSの特徴をざっくり

  • 複数の金融ライセンスを保有
  • 追証なしのゼロカットを採用
  • レバレッジは最大2000倍
  • FX・ゴールド・仮想通貨をひとつの口座で取引できる
  • 日本語サポートに対応

複数の金融ライセンスを保有している

海外業者を選ぶときにいちばん怖いのは「出金できない」「そもそも会社が消える」といったトラブルですよね。複数の当局から監督を受けているという点は、その不安をある程度減らしてくれる材料になります。

追証なしのゼロカット

取引条件の面では、ここが大きいです。想定外の急変動で口座残高がマイナスになっても、その分を請求されることはありません。

損失の上限が入金額で止まる、というのは少額で挑戦する人にとってかなり重要な条件です。今回の大会のように「3万円だけ入れて戦う」という参加の仕方が成立するのも、この仕組みがあるからですね。

レバレッジは最大2000倍

国内口座の25倍とは前提がまったく違うので、少額でもある程度のロットを扱えます。今回の大会でいえば、3万円という原資でROI部門を狙いにいける理由がここにあります。

もちろん、その気になれば一瞬で溶かせる諸刃の剣でもあるので、使いこなす前提の条件だという理解は必要です。

いぬ

ハイレバは「大きく張るための機能」ではなく、「少ない資金でも必要なロットを持てる機能」だと考えたほうがいいです。

ひとつの口座で完結する

あとは日本語のサポートに対応していること、FXのメジャー通貨だけでなくゴールドや仮想通貨まで同じ環境で扱えること。資金を複数の業者に分散させなくて済むのは、地味に効いてきます。

スプレッドや口座タイプの違い、入出金の方法、そして海外業者を使ううえで抑えるべきポイントについては、以下の記事にまとめてあります。

今回の大会に参加するかどうかを判断する材料としても、目を通しておいて損はないと思います。





XSについて詳しく知る



まとめ

この記事の要点

  • エントリーは9月19日(土)まで。大会開始後でも参加できるが、本人確認の審査時間を考えると早めに動くべき
  • 3部門は別競技。ROIは少額有利、PNLは資金力勝負、ロット数は取引量が多い人の副産物
  • ROI狙いなら3万円ちょうどで参加し、追加入金はしないほうがgood
  • ロット部門はスプレッドコストの試算が必須。賞金を超えることがある
  • 入金した資金は大会終了まで引き出せないので生活資金は入れない

個人的には、少額で参加できてリスクの上限が自分で決められるという点で、この大会は試してみる価値があると思っています。3万円という金額は、勝てば賞金、負けても授業料として納得できる範囲に収まる人が多いはずです。

ただし、大会のために普段と違うロットを張ったり、普段やらない手法に手を出すのは本末転倒です。順位を意識した瞬間に取引が雑になるのは、こういう企画でいちばんよくある負け方なので、そこだけは気をつけてください。

参加を考えている人は、まず口座開設と本人確認を先に済ませておくのが安全です。認証が終わっていないとエントリーそのものができません。

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